工業化、農産物の輸出、観光化と発展してきたが国政の混乱の影響が懸念される

タイがアジアの中で、最大の米輸出国になり得た最大の理由は、歴史的に近隣諸国のように植民地化されなかった事である。
 英・仏・欧の植民地計画により、近隣各国が原料資源だけを生産させられるなかでタイは、アジア各国の食糧を生産する役割を担ってきた。

 タイもち米は、タイの米生産の4割弱を占め、オーガニック米やジャスミンライスの高級米を生産、輸入先のニーズにあった米を生産し、貿易においては、米のグレードを何段階にもきめ細かく定め、輸出に対応できるようになっている。